全国的に有名な桑名の「蛤」
 『その手は桑名の焼きはまぐり』の文句でも知られる、三重県桑名市の特産「はまぐり」。木曽三川河口域で漁獲され、古きは、江戸時代より将軍家に献上され、現在も東京などでは、高級料亭でしか味わうことができない「幻の味」として重宝されています。
 桑名のはまぐりは全国でも珍しくなった日本古来の「ハマグリ」種。滑らかな舌触りとやわらかくジューシーな味わいは絶品で、「焼き蛤」は弥次さん、喜多さんでおなじみの「東海道中膝栗毛」でも紹介され、三重県の特産品として全国にその名が知られています。
蛤の「声」を聞く
 蛤を調理する前には、必ず良い蛤かどうか確かめるために蛤同士を手でやさしくぶつけて、音を聞ききます。澄んだ音で『カチッ、カチッ』と音がすれば、それは良い蛤の証拠。ただし、長年はまぐりを扱ってきたベテランの職人でないと違いはわかりません。一つ一つを確かめ、厳選された蛤を丁寧に仕込み、全てのお客様に「満足」していただける料理をめざし、調理しております。
丁子屋の焼きはまぐり
 江戸幕府の奥医師を勤めた人見玄徳の子で、寛永生まれの食医師の人見必大が30年あまりかけ江戸の食を本格的に調査し、 書上げた【本朝食鑑】には『炙食すれば極めて好い、煮食はこれに次ぐ。 炙食する方法があり、松かさ火で炙ったものが上く、稲草火、炭火で炙ったものがそれに次ぐ。』
東海道随一の名物焼き蛤を江戸時代と同じように松ぼっくりを使用し、焼いております。はまぐりは焼く時に貝殻が爆ぜ、危険ですので、調理場にて松ぼっくりを使用し焼いた蛤をお持ち致します。ふっくらと仕上げるために完全には火を通さず、お召し上がり直前に、最高の状態でお客様にお召し上がり頂くために最期の仕上げとして蒸し焼きにしています。
自慢の蛤料理の数々

桑名名物 焼きはまぐり

蛤とお刺身盛り合わせ

蛤の朴葉みそ焼き

はまぐり酒蒸し